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- 記憶の正体を求めて・浮力の実験・電流電圧の関係を可視化 [文化・教育]
- 細胞は記憶を持つ。細胞が生き残るために不可欠だ。原始の時代に記憶を持つものと持たないものがいたとしたら、その違いは歴然としている。記憶に基づく反応は早ければ早いほど有利だ。DNAは化学物質を作り出す設計図にもなっているという意味で、記憶の一種ともいえる。しかし、DNAのような巨大な分子が働くのは時間がかかりすぎる。餌は何処かへ消えてしまう。記憶を担うのはDNAとは別にある。そんな疑問が一度生じると、自然は至る所にその証拠を示しているように思う。