5k iMacのSSD換装作業(1)ディスプレイ分離編
メインマシンとして使用している5k iMac(Retina 5K, 27-inch, Late 2015)ですが、いつの頃からか内蔵SSDの詳細情報(いわゆるプロパティ)を見ることができなくなってまして・・・。少し前には保存していたデータ(の一部)がアクセス不能になる(ファイルの存在を確認できない)など、このままそのSSDを使い続けるのも不安な感じ。そこで、本来分解することなど全く想定していないこの5k iMacを分解し、内蔵SSDを交換することにしました。はてさて、この延命措置は吉と出るか凶と出るか・・・? なお、基本的な分解方法はiFixitのサイトに載っておりそれに従うだけ。ただ、製造ロットやBTOのタイプなどによるものなのか、微妙にその説明とは異なることもありました。もっとも、大きく異なるわけではないので、迷うことはそんなにないかと思います。当たり前ですが実作業はiMacの電源を落として行うため、画面でiFixitのサイトを確認しながら行うことは当然できません。僕は先のサイトにあるマニュアルのPDFを印刷して手元に用意し、それを参照しながら作業を進めました(このBLOG内に同PDFを置いておきます)。 まずはディスプレイを外さないことには5k iMacの中身にアクセスできません。なので先日購入したJimmyを使って接着されているディスプレイと本体とを切り裂き、ディスプレイを外します。 Jimmyで切り裂いていっても接着シールの接着力がなくなるわけではないため、ディスプレイが少し持ち上がるようになったら、本体と接着されないようにプラスチック製のカードなどを差し込んで本体との接着を阻止します。そのための製品がiFixitのサイトで販売されていますが、僕は手元にあった複数の病院診察カードを使って接着を阻止しました。 本体正面(アップルロゴのあるところ)も接着されていますが、そこはまだつながったまま(Jimmyを差し込んで切り裂くことはできない)なので蝶番のような開き方になります。なお、ディスプレイ上部は2本のケーブルが接続されているので開きすぎないように注意。 ディスプレイの電源ケーブルとデータケーブル。これを基盤に沿って本体上方に真っ直ぐ引き抜きます。垂直方向への「上」ではないので注意です。また、データケーブルは金属製の小さな取手がインターフェース受け側に嵌められているので、そこから外し、その取手を持って本体